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私の出産【お産はまさに、命がけ】編 [結婚生活]

前回、帝王切開手術によって
初めて娘と出会えた感動を綴りました。

今日は、その後の色んな【痛み】のお話。

医療の発達した現代においても
お産は命懸け」とよく言います。

私も、帝王切開を経験して本当にその通りだと感じました。


※引き続き、術後の様々な処置など書いていきます。 出来るだけ、やわらかく表現しますが苦手な方はご注意下さい。






さて、娘と対面を果たし
ドクターたちから祝福の言葉を頂いた私。

喜びもつかの間、
お産の闘いはここから始まったと言っても過言ではありません。


娘はすぐに新生児室に連れていかれ、
残された私は後処理を受けます。

麻酔で体の感覚がないので、
寝そべるだけの私には時間が長く感じました。


...それより、娘の体重が何グラムだったのか?
が気になって仕方ありませんでした。


「気分は大丈夫ですか?」
と尋ねてくれた看護師

「娘は何グラムでしたか?」と聞いてみました。

看護師「今、新生児室で処置をして測っています。わかり次第、お伝えしますね」
とやさしく答えてくれました。

もやもやは解消し、
今度は手術の様子が気になってきました。


専門用語はわからないけれど、担当医が悪戦苦闘してる様子や
バルーン持ってきて!」と指示する姿を他人事のように見てました。

終いには、
医師患者の自己血(出血に備えて事前に採った私の血液)持ってきて!!

となにやら不穏な様子……。

時計をみると、娘が生まれてから2時間近く経っていました。

「(けっこう、出血してるのかな?)」
なんてぼんやり考えてました。
その時までは良かったのですが……

恐ろしいことに、左足先の感覚が戻ってきたような気がしたのです。
力をいれたら、足の指が動くような……

「(えっ、えっ!!?)」
内心かなり焦ります……


これはよく、帝王切開の体験談にある麻酔切れ生手術】!?

怖い怖い……。
気のせいでありますように。 気のせいでありますように!



……しかし、運命は残酷でした。
腹部が徐々に【痛み】始めたのです。

すかさず私は、麻酔科の先生に異変を伝えます。

「先生、お腹が痛んできた気がします」

麻医師「痛い?どんな痛みかな?」

「なんか、鈍い痛みを感じます」

麻医師「今、痛み止めを入れるからね」

「ありがとうございます(助かった!)」

痛み止めが入れば大丈夫、と私は安堵しました。


...しかし、時がたつにつれ
再び腹部に痛みを感じ始めました。

「先生、また痛くなってきました」

麻医師「今止血のために、子宮を収縮させる薬を入れているから、子宮の痛みだと思うよ」

「そうなんですか」

麻医師「ごめんね。少し痛むと思うけど、出来ることはやってみるからね」

「分かりました。お願いします」

最初は、もしかして痛いかな?くらいだった腹痛。
それが鈍痛を経て、結構痛いになっていました。

特に、お腹をぐいぐい押されるので本当に痛かったです。
最後は「痛い痛い!
とずっと訴えていました。


薬を入れるにも限度がありますし、麻酔科の先生も手を尽くしきっていたのだと思います。

そのあとはよく覚えていませんが……(まさか、気絶してた?)
ある時周りがシーンとしていて、名前を呼ばれたことに気づきました。

医師「私さん、終わりましたよ。お疲れ様でした。」

「終わったんですか?」

医師「はい。出血が多かったですけど、うまくいきましたので。大丈夫ですよ」

「ありがとうございます」

私は、ドクターたちの手で手術台からベットに移されました。
思い返すとスローモーションのようで、
まるで傷だらけの英雄が宇宙から帰還したときのような……。
映画のワンシーンのように記憶に残っています。
(まあ、たんたんと作業してたと思いますが)


そのまま、看護師に連れられて手術室を後にしました。
とにかく放心状態で、なにも考えず穏やかに運ばれる私。

外で空気さんが待っていました。
後ろに、空気両親の姿も見えます。

無言でも、空気さんの心配安堵の心がひしひし伝わってきました。

看護師「このまま、分娩室で術後の様子を見ます。旦那様だけ入室できます」

空気両親に私は手を降って別れを告げ、
看護師に運ばれて分娩室に行きました。

色んな機械をつけられて、天井を見つめる私。
ただただ、ぼーっと。
「無事、終わったんだな……」と考えていました。

手で押すボタン式の痛み止めがついており、
痛みはありません。

空気さんは、横でやさしく手をとってくれました。
空気「今、娘ちゃん見てきたよ。くねくねしていたよ」
冗談めかして話す空気さんに、少し元気が戻ってきました。

「なあに?くねくねって。可愛かった?」
空気「うん、可愛かったよ」
「いいな。私は少ししか会えなかったよ~」


その直後
嬉しいことに、生まれたばかりの赤ちゃんがケースにに入って運ばれてきました。

私のベッドに横付けするように、
ケースのなかで穏やかに寝ている赤ちゃん。

これは夢なのか?

この子は本当に娘なのか? 


現実味が持てないのが本音でしたが、
可愛くてずっと見ていたい気持ちは本物でした。

空気「くねくねしてないね。可愛い!」
「ふふふ。あっ、痛い
空気「大丈夫?」

術後、笑うと傷にさわる のを忘れていました……。

看護師「よかったら、添い寝しますか?腕枕しましょうか?」

いいんですか?


3,000グラムの小さくて、壊れそうな娘。
私の腕に頭を預けて横たわっています。
微かな寝息と、あたたかい体温を感じました。

母としての最初の添い寝。
とっても嬉しかったです。

その日は、
たった数時間のうちに、嵐のように恐ろしい経験
この上ない安らぎを感じた不思議な1日でした。

今、私は愛する夫と娘に囲まれ、心地よい疲れと充足感に身を委ねるのでした。



はっ、3部作で終わるはずが……書ききれません。
色んなことを経験し、感じた私のお産。

一旦ここで区切りをつけて、従姉妹が生まれたら続きを書きます。


つづく








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